縫い終わった後、キレイに表に返す
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くまぼぅさん
みなさん、こんにちは!
今回は、布小物をきれいに仕上げるための、仕上げの方法をまとめてみました。
四角い角などを縫って表に返す時、うまく返せなかったり、返してもヨレヨレしてきちんとならなかった経験はありませんか?
…ぼくはあります 笑
ちょっとした方法を知っておくことで、仕上がりが格段に綺麗になりますよ。
それではさっそく始めてみましょう!
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コースターを縫って表に返してみる
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①コースターの布2枚を中表に合わせて、周囲を縫い合わせてみました。
まずは全体にアイロンをかけてかるく整えます。
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②角の部分に、このようにアイロンをかけて折ります。
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③4箇所とも折り目を入れました。
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④いよいよ、表に返します。
まず、1箇所目の角を折り目の通りに親指で押さえます。
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⑤押さえたまま、ぐっと押し込みます。
続けて同じように1箇所づつ、4箇所全てを折り目の通り押さえて押し込んでおきます。
ひっくり返す前に、一つ一つ、折りたたんだ状態で押し込んでおくのがポイントになります。
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⑥表に返しましたら、一つ一つの角を整えていきます。
この時点ではまだ少し歪んでいるはずですので、目打ちや針の先で中身を引き出して、綺麗な角になるように形を整えて完成です。
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写真に2枚のコースターが写っていますが、上の方はキレイに折り目を入れて整えたもの、下は折り目を入れず、目打ちのみで整えたものです。
下の方は、少し厚ぼったくなっていますね。
ちょっとした違いなのですが、基本に忠実に、丁寧に工程を進めることで、出来上がった時の全体の印象は大きく変わってきます。
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お仕立ての仕上がりをアップさせたいけれどどうするべきか?という疑問をよくいただくのですが、出来上がりというのはこういった小さな仕上がりの集合体になるわけですので、一つ一つを確実に仕上げていくことが、良い感じの仕上がりにつながっていくわけですね!!
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くまぼぅさん
どうでしたか?
一箇所一箇所はほんとうに小さな違い、えっ?このくらいの違いに一体何が?という感じですが、全ての個所をていねいに作業していくことで、全体の印象が大きく変わるということに気がつきました。
よく考えると、作品というのは小さな作業の集合体ですよね。
見た目の良さをアップさせるには、丁寧な作業の集合体になるようにしていくことが、大切なようです!なるほどっ。
(2007.04.05 Mayuka Morimoto)