ミシンで早くキレイに縫い合わせる方法は?
くまぼぅさん
以前、3つ折り端ミシン で縫う方法をご紹介しましたが、今回は2枚の布をミシンで縫い合わせる時の手順についてまとめてみました!
ミシンで縫おう!となったら何とか縫えちゃうものですが、縫い合わせる場合の基本の方法というのはあるのでしょうか?
もしあるとしたら、どんな方法なのか知りたいですよね。
この方法は、工場などで大量生産するときに使われている方法を応用して、でご家庭のミシンでもできるようにしたものです。
面倒な印つけや、しつけなどの工程を省いて、かなり時間短縮できるはずです。
仕事や家事などでお忙しい中のハンドメイドにも、きっと役立つことでしょう。
それでは今回は、縫い合わせる際の手順を見ていきましょう!
1 縫い始める準備
ミシンで、縫い代幅を計りながら2枚のパーツを縫い合わせます。
パーツの右側、カーブした部分を7mmの縫い代幅で縫っていきます。
①縫い代幅が分かりやすいようにノッチ(印)をつける。
ノッチは、はさみで1~2mmほど切り込みをいれてつけます。
このような感じになりました
②生地2枚をずれない様にピンでとめる。
ここではシルクピンを使用しています。普通の待ち針より細いのが特徴です。
縫うのに慣れてきたらピンで止める必要はありません。
2いよいよ縫いはじめます
縫うときはミシンについている定規などを目安に縫い進めます。
ミシンによって違うので、まず定規で測ってお使いのミシンの7mmにあたる位置を確認して下さい。
今回は7mmの縫い代で縫い合わせます。
このミシンの場合は、ちょうど7mmに当たる場所がミシンの押さえ金の端だったので、ここに合わせて縫い合わせます。
ちなみに、写真のように合わせると、2cmの縫い代で縫うことができます。
ミシンに定規がついていない場合は…?
針からの距離を測っておき、はがせるシールに定規代わりの線を描いて、貼り付けておきます。
長さを測りながら10mm幅の縫い代を控えて縫い合わせているところ。
布端の当たる場所にマスキングテープなどを貼っておくのもおすすめです。
布端を7mmの位置に合わせた状態を保ちながら、縫い進めます。
カーブの部分も、縫い代を保ったまま縫い進めることができます。
縫い進めているところ。
シルクピンをつけたまま縫い合わせることもできますが、ミシンの故障の原因にもなりますので、慣れるまではシルクピンを縫う途中で外しながら縫いましょう。
あくまで、布の端が縫い代幅に合っているか(この例の場合は押さえ金の端にぴったり合っているか)を確認しながら縫い進めるのがコツです。
ついつい布の端ではなく、針や縫い目を見てしまいますが、そうすると失敗の原因になります。
縫い代を7mmに保ってキレイに縫うことができました!
この後、縫い目にアイロンをかけるのが仕上げのコツです。
くまぼぅさん
おつかれさまでした!
なんと、キレイに縫い合わせるにはミシン針ではなく、布の端に集中しながら進めるのが大切ということがわかりましたね。
今まで布の端を見ながらミシンがけをしたことはなかったので、手元がおぼつかないですが、ぼくもさっそく練習したいと思います💪
次回もお楽しみに!!
(2013.08.22 Mayuka Morimoto)