がま口の型紙を作ってみよう

今日は、まちのない、平たいがま口の型紙の作り方をご紹介します。

前回、こちらのがま口をご紹介しましたが、こちらの型紙はそれほど難しくなく作ることができます。

まちなしがま口の型紙を作ってみる

①がま口をそのまま書き写します。
下の袋の形は、縫い代を考えつつ大体の好きな形で。
細長いのも可愛いです。どんな形にしましょうか?

写すのは半分だけでOK。中心から折って、左右同じ形になるようカットすれば出来上がりです。

縫い止まりの位置も忘れず書き写しましょう。

少しふっくらした
まちなしがま口の型紙を作ってみる

このほかぺったんこではなく、まちなしでも少し立体的で膨らみがあるタイプもありますよね。

このがま口の型紙は、こんな感じです。

赤線の部分が、がま口の口金そのままの形です。
すこし、左に移動してますよね!
この部分が、膨らみになるわけです。


大きくするとその分膨らみができますが、あまり大きく入れすぎると、形が歪んできたり不自然なシワができますのでほどほどにすると良いでしょう。

今回は、1.2cm入れてみました。


このふくらみ部分の追加を入れてみましょう!

膨らみ分を入れる場合は、口金の湾曲している部分の一箇所を固定して、移動させて写すと良いです(*^_^*)

①がま口の湾曲している部分一箇所を指で押さえて移動させ写しとる。
今回は、1.2cmくらい左に移動させています。

②好きな袋布の形を描き、そのまま自然につなげます。
縫い止まりも入れておくと良いです。

出来上がった型紙で袋布を作ってみる

袋布を仕立てて裏布をつけましたが、この方法で制作しています。
(がま口お買い上げの方に同封しているリーフレットそのままなのですが、ご参考にされてください)

お店の無料型紙は、全て切り替えのある立体感あるデザインなのですが、個人的にはこのぺったんこ、可愛くて好きです。

切り替えがないので、刺繍や大きめの柄が生き生きしてきます♪
入れたい柄や刺繍に合わせて、型紙自体を自分で作ってみるのも良いものですね。

(2015.07.29 Mayuka Morimoto)