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From Sketch to Stitch: Mice and Marshmallows Embroidery

マウスたちとマシュマロ、焚き火を囲む夜の情景を刺繍した作品です。

最初の下書きから、マウスや枝、焚き火、夜空のきらめきが少しずつ形になっていく様子をご紹介します。

Finished embroidery of three mice and marshmallows gathered around a campfire in an embroidery hoop

濃紺の生地に、淡い毛色のマウスたちを刺繍しました。中央の焚き火や木の枝、夜空にはスパンコールやビーズ、金糸を重ねています。

はじめからすべてを決めるのではなく、刺し進めながら色や素材の置き方を考え、少しずつ夜の景色を作っていきました。

1. イメージを下書きにまとめる

Initial sketch of mice, marshmallows, a campfire, and plants for the embroidery

思い浮かんだイメージを、まずは紙の上にまとめていきます。

この段階では、まだイメージがはっきりしていない部分を無理に決めず、そのまま残しておきました。

2. マウスと木の枝を刺し始める

Embroidery in progress with mice and branches stitched on navy fabric and sequins placed loosely on top

少しずつ、マウスたちの姿ができてきました。

木の枝には、カラフルな電球に見立てたスパンコールを付けてみようかな、と考えているところです。

3. 焚き火の表現を考える

Embroidery in progress with sequins loosely arranged to explore the shape of the campfire

焚き火をどのように表そうか考えながら、中央にスパンコールを仮置きして配置を探ります。

色や大きさの異なるスパンコールを重ね、炎の形を少しずつ組み立てていきました。

4. 枝に濃淡を加える

Embroidery in progress with light and dark brown threads adding depth to the branches

枝を一色で刺すと平坦に見えたため、濃い部分と薄い部分を作り、立体感を加えていきます。

周囲の小枝にも色の変化を付け、画面全体の奥行きを整えているところです。

5. 全体のバランスを整える

Embroidery in progress while adjusting the campfire sequins and considering the branches held by a mouse

焚き火に使うスパンコールの位置も、だいぶ決まってきました。

マウスが抱えている枝をどう仕上げるか考えながら、全体のバランスを見て調整を続けます。

Final Step

マウスたち、マシュマロ、焚き火、木の枝を刺し終え、夜空にビーズと金糸のきらめきを散りばめたら完成です。

下書きでは決めきらずに残していた部分も、糸やスパンコールを置きながら少しずつ形になりました。

Finished embroidery of three mice and marshmallows gathered around a campfire in an embroidery hoop
Embroidered campfire made with layered sequins, beads, and colorful threads

炎には色と大きさの異なるスパンコールやビーズを重ね、揺れる光を表現しました。

Embroidered night sky made with tiny beads, fine gold thread, and sequins

小さなビーズと細い金糸で作った、きらめく星空。

Embroidered mouse holding a bundle of branches in both arms

両腕で枝を抱えるマウス。毛並みと枝の濃淡を細かく重ねています。

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How to Make a Thread Loop by Hand | A Beginner-Friendly Sewing Tutorial

くまぼぅさん
(店長)

今回は、たまに見かける糸ループの編み方をレポートします。
洋服のちょっとしたところに使われているこのループ、見かけたことはあってもどうやって作るのか、ちょっと分かりにくいですよね。

Thread loop used on a garment
Thread loop used to hold a belt in place

写真のようなベルトのループのほか、ボタンホールにしたり、スカートと裏地を繋いだり、色々な使い道があります。
手順では分かりやすいように、タコ糸で作業しています!

Materials -材料-

用意するもの

手縫い用の糸を使用します。手順では編み目が分かりやすいように、太めのタコ糸を使っています。

縫い針

糸を生地へ通し、糸ループを編むために使用します。使用する糸が通るものをご用意ください。

糸ループを取り付ける生地

糸ループを縫い付ける生地や、制作中の作品をご用意ください。

1. 糸ループを編む

Thread with a knot tied at the end

糸の端に玉結びを作ります。

Thread passed through the fabric

生地へ写真のように糸を通します。

Passing the thread through the loop

できた輪の中へ、写真のように糸を通します。

Pulling the thread to form the first chain stitch

通した糸を引くと、最初の編み目ができます。

Passing the thread through the new loop

新しくできた輪の中へ同じように糸を通し、引っ張る作業を繰り返します。

Thread loop growing as the chain stitches are repeated

同じ作業を繰り返すと、少しずつループが編み上がります。

Thread loop worked to the required length

ベルトやボタンに合う長さまで編めたら、最後の輪へ針を通します。

Needle passed through the final loop to secure the thread loop

糸を引いて輪を締め、編み終わりを固定します。

Final Step

糸ループの反対側を生地へしっかり縫い付けたら完成です!

Finished thread loop sewn securely to the fabric
くまぼぅさん
(店長)

意外と簡単に作れそうに思いましたが、いかがでしたか?

最初は編み目の間に隙間ができたり思うようにいかないこともありますが、何度か作ってみるとコツが掴めると思います。
好きな色の糸で作れますので、目立たないようにしたい仕様にぴったりですので、ぜひ作ってみてください!

(2012.02.23 Mayuka Morimoto)

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DIY Fabric-Covered Card Holder | A Beginner-Friendly Craft Tutorial

はむさん(森本)

お気に入りの布を使って、カードやメモをリングでまとめられる小さな布表紙を作ります。
刺繍作品を表紙に仕立てたり、思い入れのある布を身近な形で残したりできる、手のひらサイズの作品です。

中に通すものは、ショップカードや名刺、メモ、タグ、写真など自由に入れ替えられます。
布や内側の紙、金具の組み合わせを楽しみながら、自分だけの表紙に仕上げてみてください✨

Finished fabric and paper covers holding cards and notes on a ring
Lifting the embroidered fabric cover to view the cards inside

DIY Fabric-Covered Card Holder | A Beginner-Friendly Craft Tutorial

材料と道具

裁断サイズと穴の位置

生地、フェルト、厚紙、裏表紙用の紙の裁断サイズと、穴をあける位置を確認します。

1. 厚紙とフェルトで台紙を作る

厚紙とフェルトに穴をあけ、ボンドで貼り合わせて2枚の台紙を作ります。

2. 台紙を生地で包む

生地に穴をあけ、台紙の左右・上下を順にくるんで貼ります。🎥動画あり

3. 内側の紙と金具を付けて仕上げる

裏表紙用の紙を内側に貼り、コーナー金具とハトメ金具を取り付けて、カード類をリングへ通します。🎥動画あり

Final Step

お気に入りの布で仕立てた表紙に、カードやメモ、タグなどを通して完成です。

Materials -材料-

用意するもの

生地 12×8 cm 2枚
リネンキャンバス

刺繍した布のほか、思い入れのあるお気に入りの布などを使っても素敵です。

Natural linen canvas fabric used for the fabric cover
リネンキャンバス生地の販売ページ
フェルト 10×6 cm 2枚

芯として使うため、100円ショップで販売されている化繊の薄いタイプで十分です。表地の色に合ったものをご用意ください。

Thin felt used as padding inside the fabric cover
厚紙 10×6 cm 2枚
厚さ1mmのイラストボードを使用

厚みがあると裁断しにくい場合は、厚さ0.5mmくらいのカッターで裁断しやすいものを2枚貼り合わせても。

1 mm illustration board used for the fabric cover base
コーナー金具 8個
幅:15mm (Sサイズ)

表紙2枚の4隅に使用します。
作りたいサイズに合ったものをご用意ください。

Size S corner protectors for the four corners of the fabric covers
コーナー金具の販売ページ
ハトメ金具 2セット
パーツ全体の幅:約12mm
穴径:約5mm

今回は、お花の形のハトメを使用しました。
表側のハトメ本体と、裏面側のリング型パーツの2パーツがセットになっています。

Flower-shaped eyelet
飾りハトメ フラワーの販売ページ
ハトメ用の打ち具と台座

ハトメ専用の打ち具と台座です。ショップで販売しているものを使用しました。

ハトメ用の打ち具
Metal eyelet setting tool
台座
Round metal base for setting eyelets
ハトメ用打ち具の販売ページ
模様入りの紙 9.5×5.5cm 2枚

台紙の裏表紙になります。
お好きなプリントが入ったもののほか、包装紙やお菓子の包み紙などを使うのも楽しいです。

Decorative paper for the inside of the fabric cover
開閉式リングパーツ 1個
内径1.5〜2cmくらいのもの

カードリング、開閉式リングなどを使用します。
内径1.5〜2cmくらいのものが使いやすくおすすめです。

Hinged ring for holding the covers and inserts together
ボンド・接着剤

今回は紙が縮んで変形しにくい、Gクリヤというボンドを使用します。

G Clear glue for attaching paper and fabric
リングに通す中身(任意)

メモ紙、好きなカード、紙の切り抜き、タグ、写真など、お好きなものをどうぞ。
今回は、普段忘れがちな内容を保管できるよう、ちいさなカードをスタンプを使って手作りしました。

Note paper and handmade cards to thread onto the ring
かなづち

ハトメを打ち付けるために使います。

Hammer for setting the eyelets
保護板

床を傷つけないよう、木の板やプラスチック板、ゴム板、厚手の雑誌をご用意ください。

Wooden board for protecting the work surface
カッター・カッターマット・金属定規、またはハサミ

カッターを使用する場合は、カッターマットと定規をセットでご用意ください。定規を傷めないよう、金尺があると作業しやすいです。

厚手の素材でなければ、ハサミでも作業可能です。

Craft knife, cutting mat, metal ruler, and scissors
穴あけパンチ・打ち込み式の穴あけポンチ5mm

穴あけパンチがあると作業しやすいです。打ち込み式の穴あけポンチは、通常のパンチで穴があけにくい場合にご用意ください。

穴あけの道具がない場合は、カッターでも作業可能です。

Hole punch and 5 mm drive punch
印付け用のペン

穴の位置を写すために、鉛筆または印付け用のペンを使用します。

あると便利なもの

ヘラ ― ボンドを薄く伸ばすときに使用します。

ようじ ― ボンドを伸ばしたり、金具からはみ出したボンドを絡め取ったりするときに便利です。

取り紙・廃紙 ― 作業台を汚さずにボンドを塗るために使用します。

目打ち ― 穴の位置を確認したり、穴を少し広げたりするときに便利です。

シールなどの装飾素材 ― お好みで表紙や中に挟むカードの装飾に使用します。

裁断サイズと穴の位置

生地、フェルト、厚紙、台紙の裏表紙になる模様入りの紙を、それぞれ画像の寸法に合わせて2枚ずつカットします。

厚紙とフェルトの穴は、幅6cmの中央となる端から3cm、上端から1.2cmの位置に、直径約5mmであけます。生地は厚紙に合わせて四隅を切り落としておきます。

1. 厚紙とフェルトで台紙を作る

Making a hole in the fabric cover base with a hole punch

① 厚紙とフェルトに穴をあける

10×6cmにカットした厚紙とフェルトに、直径約5mmの穴をあけます。穴の位置は、 裁断サイズ
を参考に幅6cmの中央となる端から3cm、上端から1.2cmです。それぞれ2枚ずつ同じ位置に穴をあけます。


穴が開けにくい場合は こちらのコラム
を参考にされてください。
Applying glue to one side of the punched cardstock

② 厚紙にボンドを付ける

厚紙の片面にボンドを付け、全体へ薄く伸ばします。

Aligning the holes and gluing the cardstock and felt together

③ 厚紙とフェルトを貼り合わせる

あけた穴の位置と外周をそろえ、厚紙にフェルトを重ねて貼ります。同じものを2組作り、表表紙と裏表紙の台紙にします。

Point | 穴が開けにくい場合は…❓

柔らかすぎる素材や硬すぎる素材は、パンチで穴を開けにくい場合があります。
穴は意外と開けにくく、つまづきやすい箇所でもありますので、ご参考にされてください。

フェルトの素材が柔らかくて開けにくい場合
Folded fabric showing where to cut with scissors

① 穴をあける位置に印をつけておく

ペンなどで穴を開けたい位置に印をつけ、二つ折りにしておきます。

② ハサミの先でカットする

線の位置をカットします。
生地の穴は、きれいな円形にする必要はありません。切り口は仕上げに取り付ける金具で隠れるため、金具を通せる程度にカットできていれば大丈夫です。 パンチがなくても穴をあけることができます。

台紙の素材が固くて開けにくい場合

① 穴をあける場所に印をつけておき、カッターで少しづつぐるりと切り込みをいれていきます。
ハトメをつけると目立たなくなりますので、綺麗な円形でなくてもかまいません。

② 目打ちなど先の細い道具で少しづつ剥がし取ります。

怪我をしないように、ゆっくり作業されてください

Making a hole in the cardstock with a drive punch

そのほか、かなづちで打ち込むタイプの穴あけポンチを使うと綺麗に開けることができます。穴のサイズに合ったポンチを用意する必要があります。

また、2枚貼り合わせる前に穴をあけておく、しっかり厚みを持たせたい場合は穴を開けておいた台紙の枚数を適宜増やして貼り合わせる方法もあります☝️

穴は意外と開けにくく、つまづきやすい箇所でもありますので、ご参考にされてください。

2. 台紙を生地で包む

Using the hole in the base to mark the hole position on the wrong side of the fabric

① 生地に穴の位置を写す

台紙を生地の裏側に重ね、台紙にあけた穴を利用して、生地へ穴の位置を印します。

Folded fabric showing where to cut with scissors

② 穴をあける位置に印をつけておく

ペンなどで穴を開けたい位置に印をつけ、二つ折りにしておきます。

③ ハサミの先でカットする

線の位置をカットします。
生地の穴は、きれいな円形にする必要はありません。切り口は仕上げに取り付ける金具で隠れるため、金具を通せる程度にカットできていれば大丈夫です。 パンチがなくても穴をあけることができます。

④ 台紙の左右にボンドを付ける

台紙を生地の上へ、フェルト面を下にして置きます。生地と台紙の穴の位置を合わせ、台紙の左右の端にボンドを付け、1分ほど置いて表面を軽く乾かします。

ボンドを付けるのは、生地ではなく台紙側の方が作業しやすいです。

Folding and gluing the left and right sides of the fabric over the back of the base

⑤ 左右の生地を折り返して貼る

しわやたるみが出ないように押さえながら、片方づつ左右の生地を台紙側へ折り返して貼ります。上下の生地も同じように折り返して貼ります。

同じ作業を繰り返し、表表紙と裏表紙になる布張りの台紙を2枚作ります。

きれいに包みにくいと感じた場合は、🎥わかりやすい動画をご覧ください。

3. 内側の紙と金具を付けて仕上げる🎥動画あり

Making a hole about 5 mm in diameter in the decorative paper

① 裏表紙用の紙に穴をあける

9.5×5.5cmにカットした裏表紙用の紙に、台紙と同じ位置で約5mmの穴をあけます。もう1枚も同じように穴をあけます。

生地の穴あけの時のように、台紙に紙を当ててちょうど良い位置に印をつけてから、パンチなどで穴をあけるとよいです。

Gluing decorative paper over the folded fabric on the inside of the base

② 台紙の内側に裏表紙用の紙を貼る

生地を折り返した面に裏表紙用の紙を貼り、内側を整えます。台紙と紙の穴の位置がきちんとあっているか確認しておきましょう。
もう1枚の台紙にも同じように貼ります。

Applying glue to the corner of the fabric cover

③ 表紙の角にボンドを付ける

表紙の角へ少量のボンドを付け、約1分ほど表面を乾かします。
触ってみて、乾き切っていないけれど指につかないくらいが作業しやすいです。

Attaching an antique-finish corner protector to the fabric cover

④ コーナー金具を取り付ける

ボンドを付けた角にコーナー金具を少しづつ差し込み、取り付けます。

生地や裏表紙の紙ががよれていないか、表と裏を確認しながら少しづつ差し込んでください。
🎥わかりやすい動画

同じように、表紙と裏表紙のすべての角へ金具を取り付けます。

Point | はみ出したボンドをきれいに取り除く

金具の隙間からはみ出したボンドは、つまようじの先をくるくると回しながら絡め取ると、きれいに取り除くことができます☝️

🎥動画で確認:台紙を布で包む
🎥動画で確認:コーナー金具を取り付ける

⑤ 穴の金具とリングを取り付ける

表紙の穴に金具を取り付け、表紙と中に挟むカード類をリングへ通します。詳しい取り付け方は、リンク先のページをご確認ください。

ハトメの使い方

Final Step

表紙の穴にハトメ金具を取り付け、表紙とカード類をリングへ通したら完成です。

今回は刺繍の入った生地をつかっていますが、自分の好きなプリント生地などでも素敵に仕上がります。

思い入れのある生地を表紙にして、ショップカードや名刺、メモ、タグなど、まとめたいものに合わせて中身を自由に入れ替えて楽しんでみてください!

Finished fabric and paper covers holding cards and notes on a ring
Lifting the embroidered fabric cover to view the cards inside

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Harbour City × Mayuka Morimoto“Blooming Bunny Year” Embroidery Project

Blooming Bunny Year Lai See pouch created for Harbour City

2023年、香港の大型ショッピングモールHarbour Cityより、旧正月プロジェクト「Blooming Bunny Year」のため6種類の刺繍作品制作のご依頼をいただきました。

うさぎと花をテーマにした刺繍デザインは、限定版のLai See Packets(紅包袋)に採用されました。また、原画作品はHarbour City館内の「New Year Wishing Pond」展示でも紹介されました。

Harbour City公式サイトで「Blooming Bunny Year」を見る

6種類の刺繍デザインは、丸い形のLai See Packets(紅包袋)へと展開されました。エンボス加工と箔押しによって、原作のステッチが持つ盛り上がりや立体感がリアルに再現されています。

持ち手をうさぎの耳のように結べる布製ポーチも、紅包袋とあわせて制作されました。自分の刺繍が、手に取り、開き、誰かと分かち合えるものへ生まれ変わったことは、このプロジェクトのなかでも特に心に残る出来事となりました。

動画では、円形の紅包袋がどのように開くのか、そしてデザインの細部が動きの中でどのように見えるのかをご覧いただけます。

Round Lai See Packet featuring Mayuka Morimoto’s rabbit embroidery
Embossed details on a Blooming Bunny Year Lai See Packet
Large rabbit embroidery decoration displayed at Harbour City

刺繍を大きな空間へ広げる

うさぎをあしらったデザインは、会場の季節装飾としても大きく展開されました。刺繍イメージは、Angelababyさんや財神爺(Choi San)とともに、Harbour Cityの旧正月ディスプレイの一部として展示されました。

Harbour City Instagram

Harbour City Lunar New Year display featuring the embroidered rabbit artwork
Rabbit Ears Knot Double-Sided Lai See Pouch
Blooming Bunny Year Lai See Packet design

刺繍作品からプロダクトへ

この制作は、まず刺繍作品としてそれぞれのデザインを制作し、その後、印刷や商品デザインへ展開されました。うさぎ、花、色彩、刺繍の質感が持つ魅力が紅包袋にも残るよう、デザインのなかに丁寧に落とし込まれています。

制作プロセスを通じて、作品はそれぞれがひとつの新しい命を得ました。小さな刺繍作品が旧正月の文化の一部となり、人から人への架け橋となったのです。

観察ノート

刺繍作品は、細かな作業から生み出されるとても小さな存在です。一つひとつのステッチは静かに時間をかけて生まれ、作り手の手元や、それを見る人々に寄り添っています。

しかし、このプロジェクトは刺繍が持つ別の可能性を見せてくれました。刺繍のうさぎたちは大きな商業空間へ入り、商品、季節の装飾、訪れる人々、そして共有される記憶をつなぐ存在となっていったのです。

刺繍は空間を飾るだけではなく、手仕事ならではの柔らかさや温度感が、人々に足を止め、じっくり見るきっかけを生み出しました。

手仕事の作品から、共有される体験へ

今回の刺繍作品は、いくつものかたちを経て広がっていきました。

作品 → プロダクト → 空間 → 人々

この流れを通じて、糸から生まれた一つの作品は、より大きな体験の一部になりました。このプロジェクトは、手仕事ならではの温かさを保ちながら、思いがけない場所でたくさんの人々に届けることができる、その可能性を示す一例となったのです。

Blooming Bunny Year pouch with rabbit-ear handles
Original rabbit embroidery created for Harbour City
Detail of the double-sided Lai See pouch

展示詳細

刺繍作品の原画は、Harbour CityのOcean Terminalで開催された「New Year Wishing Pond」インスタレーションの一部として展示されました。

期間:2023年1月9日〜27日
時間:午前10時〜午後10時
会場:Harbour City、Ocean Terminal 2階入口

森本繭香について

北海道を拠点に活動する日本の刺繍作家。動物や自然から着想を得て、糸を使い、生きものの質感、動き、空気感を表現している。

作品は、日本国内外の書籍、雑誌、商業プロジェクト、展示などで紹介されている。刺繍を通して、手仕事のアートが温かさやつながり、そして小さな喜びの瞬間をどのように生み出せるのかを探求し続けている。

Original floral rabbit embroidery artwork
Finished Lai See Packet based on the embroidery artwork
Completed Blooming Bunny Year Lai See pouch
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Long-Tailed Tit Embroidery with Silk Thread and Freshwater Pearls

Design details

2019年頃に制作した、シマエナガの作品です。

この頃は刺繍糸の代わりに絹ミシン糸を使ったものが多く、この作品もその一つです。
高級感のある糸に合わせて、本物の淡水パールもつけてみました。

出来上がった刺繍はボックスの表面に張ったり、試行錯誤しながら理想の作品になるように頑張っていたのを思い出します。

ボックスの制作はオンラインレッスンも受付中です。
初心者さんでも作成可能ですので、ご興味のある方はぜひ。

Long-tailed tit embroidery box decorated with freshwater pearls
Finished box featuring long-tailed tit embroidery and freshwater pearls

刺繍の制作過程

Long-tailed tit embroidery developing with Outline Stitch and Alternating Stem Stitch

①刺繍のレッスンでは、アウトライン・ステッチやオルタネイティング・ステム・ステッチで刺し埋める方法を提案していますが、自分でも普段よく使っている方法です。

すでに図案がある場合はロングアンドショート・ステッチでも問題ないのですが、どのようなラインにするか迷っている段階では、この方法で少しずつ流れをつかんでいくのはとても効率が良いです。

Long-tailed tit embroidery taking shape with flowers and decorative details

②だいぶ進んできたところです。

作り始めはどんなふうになるか本人にも分からず、けっこう不安なのですが(本当に毎回不安になります 笑)、ここまで来るとお花や細かいディテールなどを考えるのが楽しくなってきます。

ビーズとの相性も考えながら進めているところです。

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How to Make a Purse Frame Pattern | Flat and Rounded Designs

今日は、まちのない、平たいがま口の型紙の作り方をご紹介します。

Finished flat purse without a gusset

まちなしがま口の型紙を作ってみる

Tracing the purse frame and drawing the purse body shape on paper

①がま口の口金を紙の上に置き、その形を書き写します。
下の袋の形は、縫い代を考えつつお好みの形で描きます。
細長い形も可愛いですね。どんな形にしましょうか?

Flat purse pattern with a center line and seam allowance

写すのは半分だけでOKです。
中心線で紙を折り、縫い代を7mm〜1cmほど追加して、左右が同じ形になるようにカットすれば出来上がりです。

縫い止まりの位置も忘れず書き写しましょう。

少しふっくらした
まちなしがま口の型紙を作ってみる

Slightly rounded purse without a gusset

このほか、ぺったんこではなく、まちなしでも少し立体的で膨らみがあるタイプもありますね。

このがま口の型紙は、こんな感じです。

Pattern with extra fullness added by shifting the purse frame outline to the left

赤線の部分が、がま口の口金をそのまま写した形です。
そこから少し左へ移動して、もう一度写しています。
このずらした分が、仕上がりの膨らみになります。

移動させる幅を大きくすると、その分ふくらみが増します。ただし、幅を大きくしすぎると形が歪んだり、不自然なシワができたりするため、入れすぎない程度がおすすめです。

今回は、口金の形を約1.2cm左へ移動させて写しました。

ふくらみ部分の追加を入れる

ふくらみ分を加える場合は、口金の湾曲している部分の一箇所を固定し、口金を横へ移動させて写すとよいでしょう。

Holding the curved part of the purse frame in place and tracing the shifted outline

①がま口の湾曲している部分を一箇所、指で押さえて固定し、口金を移動させて形を写し取ります。
今回は、約1.2cm左へ移動させています。

Pattern with the purse body drawn smoothly from the purse frame lines

②お好みの袋布の形を描き、口金の線から自然につなげます。縫い止まりの位置も書き写しておきましょう。

出来上がった型紙で、がま口を作ってみよう

出来上がった型紙を使って、がま口をつくってみましょう。
がま口金具の種類によって、作り方が変わります。

Sew-on purse frame with sewing holes

穴が空いているタイプのがま口

縫い付けるタイプのがま口
Purse with a holeless frame secured using paper cord

穴のないタイプのがま口

紙紐で固定するタイプ

個人的には、このぺたんこのがま口が可愛くて好きです。

切り替えがないので、刺繍や大きめの柄が生き生きします。
入れたい柄や刺繍に合わせて、型紙自体を自分で作ってみるのも良いものですね。

今回ご紹介したのは簡単な型紙の作り方ですが、作品づくりの参考になりましたら幸いです。

Finished flat purse without a gusset
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How to Adjust Paper Cord Thickness for a Metal Purse Frame

今日は、がま口作りに使う紙紐の太さ調節についてご説明します。

がま口には紙紐が付属していることがありますが、袋部分に使う生地の厚さや、がま口の溝の深さによっては、うまく固定できないことがあります。

Paper cord being pushed into the groove of a purse frame to secure the fabric

大きながま口は溝も広いため、細い紙紐ではしっかり固定できないことがあります。

太さが合っているかわからない場合は、まずボンドを入れずに固定してみて、紙紐の太さが合っているか確認してみましょう。

紙紐の太さを調節してみよう

Two pieces of paper cord untwisted and spread open

①まず、2本の紙紐の撚りをほどきます。破かないように気をつけてください。

One untwisted paper cord separated lengthwise to half its original thickness

②ほどいた紙紐のうち1本を、太さが半分になるように分けます。

One full cord twisted together with a half-thickness cord to make approximately 1.5 times the original thickness

③1本分の紙紐と、半分の太さにした紙紐を合わせて撚り、約1.5本分の太さにします。

Comparison of paper cords in different thicknesses

できあがると、このように太さが変わります。

今回作ったサンプルは、中央の約1.5本分の太さです。

紙紐は、「少しきついかな?」と思うくらいがちょうどいい太さです。

押し込むときに少し力が必要なくらいを目安に調節してみてください。

(2012.01.06 Mayuka Morimoto)

category:

How to Attach Metal Snap Fasteners | How to Use Snap Setting Tools

今回は、縫わずに打ち具で取り付ける、本格的なスナップボタンの付け方を分かりやすく紹介します!

取り付けると、このような感じになります。

Four snap components, two setting tools, and a metal base
Flower-shaped snap on an embroidered rabbit pouch
Rose-shaped snap on an embroidered floral pouch

しっかり留まるボタンなので、トートバッグの口や上着、お財布、キーケース、カードケースの開閉部分、レザーアイテムなど、市販品にもよく使われています。

本格的な仕上がりですが、取り付け自体は難しくありません。ひとつひとつ確認しながら作業すれば、初心者さんでも取り付けられます!

Decorative glass cabochon snap and its components

専用のパーツを使って、オリジナルのスナップボタンを作ることもできます。

Glass cabochon snap attached to a white leather pouch

レザー作品とも相性がよさそうですね!

販売ページ

ふたの開閉以外にも、アイデア次第でいろいろな使い方ができます。

Removable wallet section fastened with a snap

お財布のパーツを取り外せるように

Detachable fabric piece fastened with a snap

持ち手に取り付ける着脱可能なパーツ

How to Attach Metal Snap Fasteners | How to Use Snap Setting Tools

材料と準備

注意点と金具の説明

作業の前に確認しておきたいこと

1. 上側のボタンをつける

上側のボタンのパーツを組み合わせて、打ち具で取り付けます。

2. 下側のボタンをつける

下側のボタンのパーツを組み合わせて、打ち具で取り付けます。

Finish!!

仕上げのポイントまとめ

Materials -材料-

用意するもの

スナップボタン

いろいろなデザインや大きさがあります。
今回は、最もよく使われるMサイズのシンプルな丸型を使って手順を説明します。

シンプルなタイプ
Front and back of a simple round snap fastener
販売ページ
デザインの入ったタイプ
Bow- and flower-shaped decorative snaps
販売ページ

ボタンのサイズは3種類あります

ボタンサイズ打ち具サイズ
10mmSサイズ用打ち具
12mmMサイズ用打ち具
15mmLサイズ用打ち具
スナップボタン用 打ち具と台座

スナップボタンをつけるために必要な道具です。

当店で販売しているものには、練習用のボタンが2つ付属します。

打ち具

上側・下側のボタン用の打ち具2種類がセットになっています。

Setting tools for the top and bottom snap halves
販売ページ
台座

台座がなくても取り付けられますが、使用すると作業しやすくなります。

ない場合は、厚みのある木の板など、硬く安定した土台を用意してください。

Metal base for attaching snap fasteners
販売ページ
かなづち

Hammer used to attach snap fasteners
目打ち

金具を通す穴を開けるために使用します。

Awl used to make a hole for the snap post
下敷き

床を傷つけないよう、板や厚手の雑誌を下に敷きます。

Thick wooden board used under the work area
当て布

デザインの入ったボタンの場合は、ボタンの表面に傷がつかないよう、ボタンの下に敷いて使います。

Protective cloth placed under a decorative snap

作業に入る前に、取り付けの際の注意点を確認☝️

✅一度取り付けると外すことが困難

取り付け自体は難しくありませんが、一度取り付けると外すのがとても難しいため、必ず場所を確認してから取り付けましょう。 👉まずは別布で試してから本番に取り付けるのがおすすめです。


✅少し厚みのある、しっかりとした生地に適しています

薄手の生地や柔らかい布にはなじみにくく、布が破れやすいのでご注意ください。 👉きれいに仕上げるには、1mm以上の厚みがあると取り付けやすいです。


✅初めての方は丸いMサイズがおすすめ

適度な大きさがある、丸くてシンプルなMサイズから試すとコツをつかみやすいです。 👉Sサイズやデザイン入りのものは、Mサイズで練習してから挑戦するのがおすすめです。

取り付け自体は簡単ですが、本番前に練習して力加減や感覚を掴んでおくことが大切です✨

スナップボタンの付け方

スナップボタンは、金具が4個で1セットになります。
それぞれの金具・打ち具を図のように組み合わせて使います。

1. 上側のボタンをつける

Step 1. ボタンを組み合わせる🎥動画あり

①上側のボタンのセットと打ち具を準備しておきます。

Making a hole in the fabric with an awl

②ボタンをつけたい場所に目打ちで穴をあけておきます。

Inserting the top snap post through the fabric

③穴にボタン本体の足を通します。

Placing the spring socket over the snap post

④ボタンの足にバネのついた金具をかぶせます。

🎥動画で確認:ボタンを組み合わせる

Step 2. 打ち具でボタンをつける🎥動画あり

Metal base placed flat-side up on a wooden board

①台座がある場合は、平らな面を上にして置きます。
床を傷めないよう、下に丈夫な板や厚手の雑誌を敷きます。

(画像では室内の床で作業していますが、床を十分に保護できない場合は、玄関や屋外などのコンクリート面で作業してください。)

Assembled top snap placed on the metal base

②組み合わせたボタンをのせます。

Setting tool inserted into the center of the top snap

③ボタンの中央に打ち具をしっかりと差し込みます。

Striking the setting tool vertically with a hammer

④かなづちで打ち込みます。

真上からしっかり強く叩くのがコツです。

3〜4回ずつ叩き、固定されているか確認しながら少しずつ進めるとよいです。

🎥動画で確認:打ち具でボタンをつける

Decorative snap with a patterned face
Protective cloth placed under a decorative snap

デザインの入ったボタンの場合は…

ボタンの下に当て布を敷いて作業すると安心です☝️

はむさん(森本)

うまく打ち込めましたか?
ボタンの足が潰れて、しっかり固定されていればOKです!

ボタンが曲がって付いていないか、表面が変形していないかも確認しておきましょう દᵕ̈૩🪡

サンプル生地で練習し、どのくらいの強さで叩けばよいかを確認してから、本番の作品に取り付けるのがおすすめです。

Top snap half secured to the fabric

2. 下側のボタンをつける

Step 1 ボタンを組み合わせる

下側も、使用するパーツと打ち具の形が異なるだけで、基本的な取り付け方は上側と同じです。

Inserting the bottom snap post through the fabric

①ボタンをつけたい場所に目打ちで穴をあけ、足のついた方のパーツを通します。

Placing the raised component over the bottom snap post

②中央に突起(ポッチ)のあるパーツを、足の上にかぶせます。

Step 2. 打ち具でボタンをつける

Metal base placed flat-side up on a wooden board

①台座がある場合は、平らな面を上にして置きます。

Assembled bottom snap placed on the metal base

②組み合わせたボタンを台座の上にのせます。

Positioning the setting tool over the bottom snap

③ポッチの上に打ち具の凹んだ部分をセットします。

Striking the bottom snap setting tool with a hammer

④かなづちで打ち込みます。

Top and bottom snap halves attached to fabric

両方のボタンがついたら…

実際に上下のボタンを合わせて数回開閉し、ぐらつきや外れがないかを確認します。

かみ合わない場合や開閉が極端に固い場合は、打ち込むときにパーツ自体が変形していることが多いです。
無理に開閉せず、それぞれのパーツが正しく取り付けられているか確認しましょう。


Final Step

ボタンの取り付けができました!

Rose-shaped snap on an embroidered floral pouch
はむさん(森本)

おつかれさまでした!

慣れると、見た目よりも簡単につけることができます。
Mサイズが成功したら、花型やSサイズの小さなスナップボタンにもぜひチャレンジしてみてくださいね દᵕ̈૩✨

最後に、ちょっとしたチェックポイントを挙げておきます。


✅ボタンがまっすぐ付いているか確認しよう

ボタン全体が傾かず、布に沿ってまっすぐ固定されていると、きれいに見えます。 👉斜めに付いている場合は、ボタンの上に布を当て、かなづちで軽く叩くとまっすぐになることがあります。
叩きすぎないよう、十分に注意してください。

(2013.10.14 Mayuka Morimoto)

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Frame Purse Tutorial: Make the Purse Body and Attach the Frame

がま口金具を使ったがま口制作の手順をご紹介します。

今回の制作では、プラスチック製がま口を使用しておりますが、金属製のがま口の場合も作り方は同じです。

Stuffed animal holding the finished matryoshka-print purse
はむさん(森本)
どのように布が固定されているのか、とても不思議に見えますが、ボンドと紙紐だけをつかって固定しています。

Sewing fabric to a sew-on purse frame

穴の空いた、縫い付けるタイプのがま口の作り方はこちらからどうぞ。

Frame Purse Tutorial: Make the Purse Body and Attach the Frame

材料と準備

がま口のパターンについて

作業の前に確認しておきたいこと

1、がま口の袋布をつくる

口金に合わせて袋布をつくります。

2、がま口の金具を付ける

紙紐を使い、がま口の取り付けをします。

3、表側を整える

表側を整え、仕上げをします。

Finish!!

仕上げのポイントまとめ

Materials -材料-

用意するもの

表布

普通〜厚手の生地が作りやすいです。
今回は大きな柄の入ったコーデュロイ生地を使用しています。 大きな柄が入ったものは、柄が最大限に綺麗に見えるように配置・裁断にも気をつけてみましょう。

Matryoshka-print outer fabric and purse frame pattern
裏布

シーツやナプキンのような質感の、厚すぎないコットンシーチングを使用。

White cotton sheeting for the lining
がま口金具

レトロなミニサイズのプラがま口を使用しています。
金属製のがま口でも同じように作成可能です。

Plastic frame attached to a matryoshka-print purse
プラスチック製のがま口金具 (販売終了)
紙ひも
がま口の溝に合った太さの紙紐をご用意ください。
荷造りをするときに使うようなものでOKです。

紙紐の太さの合わせ方はこちらをご覧ください。

Three paper cords in different thicknesses
紙ひものサイズを調節する
ボンドとつまようじ

木工用ボンドでもしっかりつけることがで、扱いやすいのでおすすめです。

そのほか、少し扱いにくくなりますが、Gクリヤやロックボンドでも接着可能です。

細い溝に塗る際に、爪楊枝などの細いものやボンドを取る紙があると便利です。

Wood glue
木工用ボンド
Toothpick on a piece of paper
つまようじとペーパー
Lock Bond craft adhesive
ロックボンド 販売ページ
G Clear transparent adhesive
Gクリヤ
目打ち

がま口の溝に紙紐を押し込むために使用します。

Awl with a wooden handle
布ぶきんと水入れ

ふきんを濡らして用意しておくとはみ出したボンドを拭き取るのに便利です。

Water container and cloth

がま口のパターンについて

Purse frame pattern placed on matryoshka-print fabric

型紙は、がま口の型紙に合わせて作られたものを用意します。

当方のショップで扱っているがま口には全て無料パターンが付いていますが、パターンがない場合はこちらの作り方を参考にされてください。

がま口 型紙の作り方

1. がま口の袋布をつくる

Matryoshka-print outer fabric with the pattern placed on top

①今回は、マトリョーシカの柄を生かしたデザインを作ります。
付属の無料パターンを使って進めます。
柄がバランス良く入るように、型紙を少し長く変えてみました。
付属の型紙に約3cm追加しています。

Cut matryoshka-print outer fabric and plain lining pieces

②表布分、裏布分の生地を裁断します。

Sewn outer and lining purse pieces

③裁断した表布・裏布をそれぞれ中表に合わせて縫い合わせておきます。

表布・裏布分、同じものが2つ出来上がるようになります。

Arrow showing the stitching stop point

④縫い合わせる時は必ず縫い止まりまでを縫い、それより上は縫わないようにしましょう。

上まで縫ってしまうと、後で組み立てることができなくなってしまうためで、どのデザインにも共通のポイントになります。

Diagram of layering the outer and lining purses and sewing the opening

⑤表袋布・裏袋布を組み合わせて、がま口をつけられる状態にしておきます。

今回は、口を切りっぱなしのまま、2枚重ねてなみ縫いで縫い合わせておく方法で進めます。

Purse body with the raw top edges stitched together

このような状態になりました。
先が切りっぱなしですが、ここに金具がつくかたちになります。

切りっぱなし以外の方法…薄手の生地で作る場合に

口部分の縫い代をきりっぱなしにせず、内側に処理する方法もあります。

薄手の素材や、ほつれやすい生地などの場合はこちらの方法がおすすめです。

この方法で進めると縫い代が重なって厚みができ、口金に押し込みにくくなることがありますので、素材によって使い分けると良いです。

Diagram showing how to finish the opening edges inside for thin fabric

2. がま口の金具を付ける

Wood glue applied inside the purse frame groove

①いよいよがま口の取り付けをしていきます。

がま口の溝に、ボンドを入れます。
写真くらいの量を目安に、入れすぎないようにすると作業がしやすいです。

写真では紙紐の切れ端を使って塗っていますが、ようじなどを使用してもOK。

Using an awl to push the purse body into the frame groove

②がま口本体の口部分を、目打ちを使ってがま口の溝に差し込みます。

入れようとしても反対側が外れてきたりしますが、この段階では本体とがま口の大きさが合っているか、中心と端の位置が合っているかを確認しながら進めれば大丈夫。

袋布を汚さないように気をつけながら進めましょう。

Pressing paper cord into the purse frame from one end

③大きさやバランスを確認できたら、裏に返して右端から目打ちをつかって紙ひもを埋め込んで固定していきます。

布が外れてこないように気をつけながら、しっかりと一番奥まで押し込んでください。

Using an awl to press paper cord into the frame groove

④紙紐を入れている所です。
外れてきそうになりますが、端から確実に、ゆっくり進めていきましょう。

けがには十分注意しながら進めてください。

はむさん(森本)

紙ひもを埋め込む段階では、袋布全体が外れてきやすいです。

写真のような感じになってしまっても大丈夫!

外れてきた部分にボンドを足しながら、元に戻しつつ紙ひもで固定していきましょう。

Securing the purse body after it slips out of the frame

何度入れてもしっかり固定されない…😢という場合は、溝に対して紙紐の太さが合っていないのかもしれません。

紙紐の太さの調節の仕方もご参考にされてくださいね!

紙ひものサイズを調節する

3. 表側を整える

Adjusting the fabric position inside the frame with an awl

①全て固定し終わったら、表側から布の位置・ツレなどを確認し、目打ちで直していきます。

ここで中心や両端がバランス良く入っていると形が綺麗に出ますので、ボンドが乾く前に丁寧に直しておきましょう。

Arrow pointing to a fray-prone corner of the purse opening

②矢印の部分がほつれやすいので、ここにボンドやほつれ止めを塗っておくとしっかりと仕上がります。

はむさん(森本)

がま口の金具にボンドが付いても後で拭き取ることができますが、布の本体に付くとシミになってしまうので注意して作業しましょう!

写真のようにがま口にボンドが付いて汚れた場合は、木工用ボンドであれば濡らした布ぶきんでふき取ることができます。

Wood glue on the purse frame

Final Step

できあがりました!

Stuffed animal holding the finished matryoshka-print purse
はむさん(森本)

ちょっとハードルが高いかな?と思ってしまうがま口ですが、いくつかつくってみると仕組みがわかり、しっかりと仕上げることができるようになるはずです。

ちょっとしたハギレでもつくれますので、ぜひお気に入りの布を使って、普段の生活で使って楽しんでください ദᵕ̈૩♡

(2009.10.17 Mayuka Morimoto)

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category:

How to Make Glass Cabochon Stickers and Charms

Ham-sensei icon
はむさん(森本)

みなさんこんにちは!
今回は、ガラスカボションを使った小物づくりを、久しぶりに新しいレシピページとしてまとめてみました。

ぷっくりした質感がかわいい、オリジナルシール風のパーツを作ってみよう!という企画です દᵕ̈૩✨✨

以前、こちらの記事で

レジンを使ったガラスカボションの使い方

をご紹介しているのですが、今回は、より扱いやすい「ボンド パーツ用」を使って進めてみます☝️

撮影練習も兼ねて、要所にミニ動画も入れてみました。
写真だけではわかりにくいボンドの量や気泡の抜き方も、感覚的に確認しやすくなっています。はじめてで不安な方も、ぜひ気軽にトライしてみてください〜〜✊˘ᵕ˘

Konishi Bond for Parts glue
ボンド パーツ用(コニシボンド)

Materials -材料-

用意するもの

ガラスカボション

いろいろな形のガラス製パーツを使って制作します。
ガラスカボションには、下に置いた絵柄を少し大きく見せるレンズのような効果があります。台紙のデザインより少し大きめのものを選ぶと、収まりよく仕上がります。

少し重みがあるので、小さなパーツでも高級感のある仕上がりになります。

Glass cabochons in various shapes
ガラスカボション楕円型
Oval glass cabochon
販売ページへ
ガラスカボション四角
Square glass cabochon
販売ページへ
ガラスカボション ラウンド
Round glass cabochon
販売ページへ
ボンド パーツ用

今回は「ボンド パーツ用」というボンドを使用しました。

別の種類のボンドを使う場合は、今回の手順とは同じ仕上がりにならないことがありますのでご注意ください。

初めて使うボンドの場合は、小さなサンプルを作り、付き方や気泡の入り方、紙のにじみ方などを確認しておくと安心です。

Konishi Bond for Parts glue
販売ページへ
ガラスカボション台紙用
フィルムシート

台紙のイラストの上に貼る、透明の保護シートです。
薄い紙や、にじみやすい素材でも、安心して加工しやすくなります。
使いたい大きさにハサミでカットして使用します。

Clear protective sheet for glass cabochon paper designs
Preparing to apply clear protective film to the paper design
販売ページへ
イラスト台紙

今回は、写真用紙にプリンターで印刷したものを使いました。
写真用紙は紙質が丈夫で発色もきれいなのでおすすめです。

ラッピングペーパーやお菓子の箱、雑誌の切り抜きなどを使うのも面白いです。

表面が平らで、できるだけボンドが染み込みにくい素材を使うと作業しやすいです。

Illustration paper printed on photo paper
Checking the glass cabochon size over the illustration paper
目打ちとハギレ

はみ出したボンドを整えたり、ノズルを拭いたりするときに使います。布のハギレは、ティッシュよりもボンドが拭き取りやすく作業しやすいです。

Awl and scrap fabric
工作用はさみ

台紙やフィルムシートをカットするときに使用します。細かい部分もありますので、普段から使い慣れている工作用のはさみを用意しておくと安心です。

Craft scissors
両面テープ

できあがったパーツの貼り付けに使用します。

Roll of double-sided tape
セッティング台

できあがったパーツの加工に使用します。

Round setting base
販売ページへ
Divider line for the tutorial steps

1. ボンドの使い方・ガラスカボションを貼り付ける

Checking the glass cabochon size over the illustration paper

まず、イラスト台紙を用意して、ちょうど良いガラスカボションのサイズを確認します。

台紙は、写真用紙にプリンターで印刷したものを用意しました。

家庭のプリンターで印刷したものは、このままボンドをつけると滲みやすいです。 表面に保護シートを貼るか、つけても滲みにくいボンドを使用する必要があります。

Kumabo icon
くまぼぅさん
(店長)

ガラスカボションは、台紙のイラストを少し大きく見せてくれますので、イラストよりも大きめのものを選ぶとバランスよく仕上がります☝️

シンプルなラウンド型や、四角いものなど、いろいろなガラスカボションを重ねてみると、形によって仕上がりのイメージがかなり変わることに気がつきます。

すっきり収まる形が見つかったら、次はいよいよ貼り付けの作業に進みましょう!

台紙に保護シートを貼っておく

Preparing to apply clear protective film to the paper design

台紙の保護フィルムを準備します。
ちょうど良い大きさにカットして、裏面の剥離紙を剥がして使用します。

今回使用するボンドは、紙に直接のせるとインクがにじみやすい場合があるため、保護シートを貼る手順で進めます。使用するボンドや紙の種類によっては、貼らなくても良い場合があります。

Clear protective sheet applied over the illustration paper

シートをイラストの上に貼ります。

ボンドをのせる

Glue applied to the center of the illustration

ボンドをのせます。

カボションの大きさに対して7割くらいの大きさを目安に、イラストの中央に少量のせます。
今回のサンプルでは、14mmのカボションに対して、直径10mm弱くらいの量をのせています。(🎥動画あり)
のせる量は、カボションの大きさに合わせて調節してください。

端までたっぷりのせると、ガラスカボションを押したときにボンドがはみ出して汚れやすくなります。写真くらいの量から始めると作業しやすいです。

Glass cabochon placed on top of the glue

ボンドの上にガラスカボションを乗せます。

動画で確認:ボンドの量と広がり方

ガラスカボションを貼り付ける

Pressing the glass cabochon with a finger to spread the glue

指で軽く押して、ボンドを全体に行き渡らせます。

細かい気泡は、このボンドの特性で、乾く過程で自然と外側に追いやられて消えていきます。無理に触らず、そのままにしておくのが安心です。

大きな目立つ気泡が入ってしまった場合は、縁に追いやるようにして抜いておくと綺麗に仕上がります。(🎥動画あり)
あまり押しすぎるとボンドにむらができたり、形が崩れたりしますので、手直しは最小限に、手早く作業しましょう。

Adjusting the glass cabochon so the design is centered

イラストが中央に収まるように、乾く前にガラスカボションの位置を調整しておきます。

この状態で、平らな場所に置いて半日〜1日乾かします。

動画で確認:大きな気泡を押し出しているところ
拡大して見ると押し出されている気泡が見やすいです。

Kumabo icon
くまぼぅさん
(店長)

このボンドは固まるまで時間がかかりますので、慌てて作業しなくても大丈夫ദ്ദി˘ᵕ˘✨

ちょうど良いバランスの位置に、ガラスカボションを動かして調整しておきましょう。

ボンドを使い終わったら、ノズルを用意しておいた布のはぎれで拭いておくと長持ちします。

ティッシュペーパーで拭き取ると、千切れてますます汚れてしまうことがありますのでお気をつけください!😂

Wiping the glue nozzle with scrap fabric

ボンドがあふれた場合は…?

Removing excess glue with an awl

ボンドがあふれてしまい、余分を取り除きたい場合は、目打ちなどを使うと作業しやすいです。

少量であれば、乾いてからハサミでカットすることもできます。無理に取ろうとせず、そのまま乾かしておく方がきれいに仕上がる場合もあります。

Wiping glue from the awl with scrap fabric

目打ちなどについたボンドは、ハギレ布で拭き取っておきましょう。

Divider line for the tutorial steps

2. 仕上げと制作のコツ

Glass cabochon pieces dried for about half a day

いろいろな形のガラスカボションをつけて、半日ほどおいたところです。きれいにできてきました!

大体半日くらいで仕上げの作業に入ることができますが、しっかり乾かすためには1日以上おくことをおすすめします。

慌てて作業をすすめると、せっかく貼り付けたカボションが剥がれてしまうことがあります。しっかり乾いてから仕上げに進みましょう。

Cutting out the dried glass cabochon piece with scissors

はさみで台紙からカットします。

Glass cabochon piece with double-sided tape on the back

できあがったパーツは、裏面に両面テープをつけてぷっくりシールのように使ったり、ボンドでセッティングにつけたり、いろいろ楽しめそうです!

両面セッティングを使ったパーツづくり

Day and night glass cabochon pieces for a double-sided setting

表裏で昼・夜の絵柄が入ったパーツをつくってみました!
両面楽しめて、とてもお気に入りのパーツになりそうです。

Glass cabochon pieces attached to a double-sided setting

セッティングの表と裏に、作ったパーツをボンドか両面テープで留めると完成です。
とても簡単に作れますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Decorative snap button made with a glass cabochon

スナップボタンを作れるパーツで、ボタンをつくることもできます。

Glass cabochon decorative button paired with a leather project

レザーの作品とも相性よさそうですね!

Decorative border for the finished project section

Final Step

たくさんのパーツができあがりました!

ぷっくりシールとしてはもちろん、アクセサリーパーツやペンダントトップとしても使えます。
いろいろ工夫して楽しんでくださいね!

Finished mineral-style glass cabochon stickers
Finished round glass cabochon pendant top
Collection of finished pieces made with glass cabochons

丸型の方は、20mmのペンダントトップ台を使ってみました。

鉱石の方も思ったよりいい感じに出来上がり、シールのように使う予定です દᵕ̈૩✨

Ham-sensei icon
はむさん(森本)

久しぶりに刺繍以外の制作記事をアップしてみました。
短い時間でも気軽に作れるので、よい気分転換になり、とても楽しめました દᵕ̈૩

以前のガラスカボションの記事を書いたのは10年くらい前でした。
このボンドのおかげで、その頃から比べるととても気軽に制作できるようになったなぁと思います。

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