パイピングにチャレンジしてみよう

くまぼぅさん

今回は、ぼくも大好きな仕様の、パイピングの方法を説明します!

このような感じで、縁の縫い代を包んで処理する方法です。
布製品によく使われる仕様ですね。

見た目にも上品な仕上がりになります。

今回は、この部分のパイピングをしながら説明していきます

縫い代の幅は7mmです。
太すぎず細すぎず、個人的には一番キレイに見える幅だと思うので、オススメします!

使用した材料

  • パイピング布
    シーツやコットンシャツくらいの厚みのシーチングを用意しました。やや作業しにくくなりますが、ちょっと薄手の生地でもOK。
    パイピング布を作るところから説明をしていますが、よく分からないな、という場合は市販のパイピングテープを用意すると良いです。
     

1 パイピング布を作る

まず、パイピング布を作ります。好きな布で作ってみましょう!

①幅3cm、斜め45度の角度で、写真のように取っていきます。

角度は、神経質にならず、大体45度位でOK。
余った共布で作りたい場合は角度をすこし変えるだけでたくさん取れる場合もありますし、パイピング布に柄が入っている場合は、そちらに合わせて角度を決めた方が良い場合もあります。
長さは、包む部分より少し長めに作っておくと安心です。

②テープが出来上がったら、端を5mm位アイロンで折っておきます。

テープは長めに作って、作りながら長さを調節しよう!

テープの長さは最初に調節してしまわず、縫いながら長さを見て写真のように指で折り目をつけ、丁度良い長さにカットするのがおすすめ。

先に長さを測って調節してしまうと、テープが伸びやすいのでぴったりに収めるのが難しいです。

2 パイピング布で包む

①パイピングで包む部分に、まず写真のように取り付けて、7mmのところをぐるりと縫います。赤丸のカーブの部分は、少し伸ばし気味にして自然に沿わせます。

パイピングテープはバイアス方向なので伸ばしやすく、カーブに沿わせることができます。
逆に変形しやすいですので、直線部分は伸ばさないように気をつけながら縫ってくださいね。

②縫い終わったら、このようにくるっと包んでアイロンで整えていきます。
写真のこちら側が、表になります。

カーブ部分もキレイになじませてみてください。

③縫い代部分は写真のように折って整えて、包んでください。

④折って包み終わったら、シルクピンで止めておくと作業しやすいです。

⑤アイロンで縫い代を整え包んだら、表側から写真のようにぐるりと縫います。

ステッチを綺麗に入れるのが難しいですが、慣れないうちはミシンをゆっくりにして、少しづつ縫ってみてください。

無事に仕上がりました!大体の流れは分かりましたか?
こちらは、ボックスティシュケースを作っている途中になります。
こちらに作り方を掲載しています。

くまぼぅさん

ご自分でお好きな布を使ってパイピングテープを作ると、デザインの幅が広がりとても楽しいです。

最後にパイピングテープを縫いとめるステッチが難しいのですが、是非練習してコツを掴んでマスターして欲しい仕様です(^-^)/

(2016.05.11 Mayuka Morimoto)