布に適したアイロンの温度について

くまぼぅさん

前回、スチームアイロンで地づめをする方法をUPしたので、アイロンで地直しや作品作りをするときのコツについてまとめます。

作品づくりは、アイロンがけで仕上がりが決まります!

小物づくりや洋裁=「ミシンで縫う」ようなイメージがありますが、実際はミシンで縫う時間はほんのわずか。ポイントでアイロンをしっかりとかけることで、作品の仕上がりがきれいになるのです。

point:ミシンで縫った後、ミシン目にアイロンをかけるとよいです。ミシンの縫い目に、アイロンをかけてから表に返すだけで、仕上がりが違ってきますよ。

アイロンをかけるときは、温度がとっても大切です

布に合った温度でかけることで、仕上がりがきれいになります。アイロンをかけるときの温度をまとめておきます。

綿・麻・ウール180℃前後人気の麻布は、少し高めの温度でもOK。
ウールは、あまり高い温度にしないほうがよいです。
綿生地は濡れた状態だと想像以上に焦げてしまうことがありますので気をつけましょう。
140℃あまり高い温度にすると、コゲたり傷んでしまいます。
化合繊120℃あまり高い温度にすると、溶けてしまいます。
近ごろ色々な新素材が出てきていますので、素材によっては思った以上に痛んだり縮んだりすることがあります。必ず小さなハギレで試しにアイロンをかけてみることをお勧めします。

くまぼぅさん

小物作り=ミシンで縫う!というイメージがありますが、意外なことにアイロンがけが重要ということがわかりましたね。

次回も楽しみにしていてくださいね!

(2007.03.19 Mayuka Morimoto)