ティーコゼーの作り方

今回は、ポットにぴったりのティーコゼーをつくってみました。
おうちで気軽にカフェ気分を味わいたいなぁ、と思ったみなさん、ぜひお好きなデザインで作ってみてください。


それではさっそく、作り方を見ていきましょう!
ティーコゼーの作り方
使用した材料
表布
普通のシーツやナプキン的質感のシーチングプリントを使用しています。
ちょっと厚手の生地も熱を逃さない効果が高そうで良いですね。
裏布
薄手のシーチングを使用しました。
キルト芯
キルト綿は色々な厚さ、仕様のものが販売されていますので、たまたま手に入ったもので十分ですから、大体5mm前後になるように重ねたりして工夫してみてください。
ドミット芯タイプでなくても大丈夫です。
パイピングテープ
サンプルの手順ではこちらのヘリンボンテープ25mmを二つ折りにしたものでパイピングしていますが、市販のパイピングテープを使うと作業がしやすいです。
ハギレを使って、ごじぶんでテープを作ることもできます。
詳しくは パイピングにチャレンジしてみよう のページをご覧ください。


表布×2枚、裏布×2枚 キルト芯×2枚 それぞれを裁断して準備します。(全て7mmの縫い代付き)

1 キルティング布をつくる

①生地を裁断して準備しておく。
お手持ちのポットに合わせて作りたい場合は、サイズを変更しても同じように作ることができます。

②ポットに実際に布を当てて、サイズを決めているところ。
「縫い代」「タック4cm前後」「ゆとり」も考えて、入れ口からポットが入るか確認してみましょう。

③表布のサイズが決まって裁断が終わったら、表布・キルト芯・裏布の順番に重ねておく。
今回用意したキルト芯は1枚だとボリューム不足だったので、2枚重ねてみました。

④三枚を重ねて、ずれないようにしろも(しつけ糸)でしつけしておく。
ふわふわしているので、写真のようにざっくり粗めにしつけしておくとよいです。

⑤重ねた状態でミシンステッチを入れて、キルティングする。同じパーツを2つ作っておく。
キルティングは、今回プリントの柄に合わせてタテに入れてみました。柄がある場合は、その柄をたどりながらステッチをいれていくと楽です。
ダイヤ柄でもよいですし、柄の曲線に合わせて手縫いでステッチをいれてもステキですね。

⑥はみ出した部分を表布にあわせてきれいにカットして揃えておく。

2 パーツを縫い合わせる

①パーツ2つを中表に合わせ、周囲を縫い合わせる。
中表=生地2枚の表が中で合わさるように重ねること
ふわふわしていてずれやすいので、しつけかピンで止めてから縫い合わせるとよいです。

②縫い合わせた後は、縫い代部分に厚みが出来て作業しにくいので、しつけ糸などでしっかりまつっておくとよい。

③縫い代をパイピングする。
写真ではヘリンボンテープを二つ折りにしたものでパイピングしていますが、市販のパイピングテープのような包むタイプを使ってもかまいません。
詳しい方法は パイピングにチャレンジしてみよう をご覧ください。

出来上がったところ。

3 タックを入れて仕上げをする

①表に返してアイロンで整え、柄などのバランスを見ながらタックを入れる位置を決める。

②1cmのタックをつけ、しつけかピンで止めておく。

③タックを4箇所入れて固定し終わったところ。

④ぐるりとパイピングをして、最後に飾りをつける。
ここまででほぼ完成なのですが、サンプル作品は上に持ち手のぽんぽん飾りをつけてみました。

周囲を縫う際(手順2-①)に持ち手用に布テープなどのタブを挟んで縫いつけるのが一番簡単ですが、今回はボン天を持ち手にしました。
リングになっている部分は、小さいボン天をボタン付け糸でビーズの様に縫い繋いでいます。

これで完成です!!
リボンなどの飾りがついていますが、何もつかないシンプルなものでも十分に素敵です。
刺繍布を使ったり、いろいろと工夫をして作ってみてください。


おまけ:お揃いのマットは、同じように中にキルト芯を入れた生地の周りをパイピングして作っています。
(2013.09.22 Mayuka Morimoto)
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